ビートたけしに勝った?たった一つの自慢話
あのビートたけしさんが「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系、2023年11月19日放送)で、年金について「1カ月に6万円だったもん。めまいがして倒れた」と発言して、話題になりましたね。
さらに「大谷選手が1015億円!」と聞いて、めまいがして倒れそうになった人もいるかも知れません。
私も年金や老後のお金の話をしたり聞いたりするようになってきました。
ビートたけしさんの年金が「1カ月に6万円」と聞いて、「勝った!」って思って、めまいがして倒れそうになったのです。
なぜかというと、私は年金を月9万円もらっているからです。
年金もらっている人の中には、結構たけしさんに勝ったって思っている人多いんじゃないでしょうか。
ビートたけしさんに勝てることなんて何一つないと思っていたのに、月にもらえる年金額を比べたら、私の方がもらっています。
これが、ビートたけしさんに勝った?たった一つの自慢話です。
でも、年金だけでは暮らせないので、不足分を補うために、ネットで毎日10円、20円、50円、100円をコツコツ稼いでいます。
こんな年金と稼ぎですが、めまいがして倒れそうになりながら老後を生きています。
国民年金65歳からいくらもらえる?
年金は厚生年金に加入していないと、結局国民年金だけですから月6万円くらいなんですね。
国民年金だけだと、いくらの掛金(保険料)を払い、いくら給付されるのか。分かりますか?
40年間保険料を納めると……、
国民年金の老齢基礎年金が月66,250円だそうです。
国民年金に加入しなければならない
国民年金は、日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての方が加入義務の対象となる公的年金制度です。
- 国民年金の掛金(保険料)はいくらか?2023年度の国民年金の月額掛金(保険料)は全国一律で16,520円です。ただし、第一号被保険者であって、収入が少ない等の理由で保険料の納付が困難な場合は、各種の免除制度が利用できます。
- 年金はいくらもらえるの?
基本的な年金額は、保険料納付済期間が40年間の満額の場合、2023年度で年間795,000円、月額66,250円(昭和31年4月2日以後生まれの場合) の老齢基礎年金が支給されます。ただし、それぞれの事情によって、加入期間が短かったり免除を受けた期間がある場合は、その分だけ給付額が減少するわけです。年金を受け取るためには、受給資格期間が10年以上必要となります。
勘違いしてはいけないのは10年収めたから、満額もらえるというわけではなく、10年以上納付した期間に応じた年金額が支給されるということです。
- 厚生年金との違いは?
厚生年金保険は、企業に勤めるサラリーマンや公務員が加入する制度です。在職中の給与に応じた給付(報酬比例部分)が国民年金に上乗せされる仕組みになっています。これにより、厚生年金加入者は国民年金より多くの年金を受け取ることができるのです。
厚生年金に加入していなければ国民年金だけ
自営業者のように国民年金のみの加入者となる場合は、給付される年金も国民年金に基づく老齢基礎年金のみです。
厚生年金に加入していない場合は、自営業でどんなに所得が多くても、国民年金の月額掛金(保険料)だけしか納付していないので、報酬比例部分の給付はありません。
そのため、受け取れるのは国民年金だけということになります。
ですから、国民年金だけの加入の人は、年金以外の老後の資金をしっかり貯蓄しておくことを忘れないでくださいね。
まとめ
年金のことを知らないで、お金を使ってしまうと将来「年金だけでは暮らせない」となるのは当たり前のことなのです。
あなたが年金をもらう歳になって、年金について「1カ月に6万円だったもん。めまいがして倒れた」と言えるくらいの余裕のある人になってください。
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