年金暮らしをする歳になりましたか。
わたしは年金をもらうたびに「方丈記」の最初の所を思い出すのです。
「方丈記」鴨長明
行く川のながれは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
(方丈記より一部抜粋紹介)
わたし的にはこんな気持ちでしょうか。
実際年金をもらってみると、私のところにとどまるお金なし。
年金に例えてもこの部分がしっくりくる。
などと感心している場合ではない。
年金飯はブログ飯とは味わいが違う
世の中にはブログ飯で食っている人もいるように、年金飯で食っている人もたくさんいる。
わたしもブログは書いているが、ブログ飯では食えない。
年金飯を食っている一人だが、年金収入だけでも暮らせない!
年金が月9万円……。家賃代4万2千円を払って残りが生活費となっても、暮らせない現実を見て欲しい。
月末には、水道、ガス、電気、電話代そして、カードの支払いが待っているからだ。
年金飯には病院での検査代と薬代もある
年金がもらえるからと安心してはいけない。
65歳を越えたので、10年ぶりに病院へ行って検査をしてみたら、何と「糖尿病」「高血圧」などと診断されて、病院での検査代と薬代が増えたのだから、ますます年金だけでは暮らせない。
今まで食べていた甘いものやお酒をやめても、それが薬代に変わっただけ。
もちろん年金額も生活費も、これは私の場合の話である。
「年金定期便」があなたの老後の未来
年金のことなど全く気にしなかった現役時代を後悔するのは、年金をもらってからかも知れない。
あの頃真剣に考えなかった年金暮らし、実際に60代で年金飯を食ってみたらこんなものだと、過去の自分に伝えておいた。
未来からの知らせが届いた……、あれは確か「年金定期便」だったと思う。
50代後半の頃には、未来の自分の年金額が分かっていたので「年金飯では暮らせない!」じゃあどうすると考えていた。
過去7回も無駄に転職していたせいか、いつの間にか大人の考え方ができるようになっていたのかも知れない。
年金飯プラス新しい収入源を作っておこう
老後という未来は危険だと感じた時、未来が楽になる働き方を始めてみた。
そのかいあって、年金以外の収入源を持っている今の自分がここにいる。
数々の苦難を乗り越えて老人になってしまったが、運よく年金をもらうまで歳が取れたことに感謝しかない。
さらに年金をもらいながら新しい収入源が作れたのも「Google AdSense」のおかげなので、ありがたい。
今は年金飯を食いながら、新しい収入源を生かして老後資金を補充するつもりだ。
あなたが将来年金飯で食えるかは、未来からの手紙「年金定期便」だけが知っている。
年金飯を食う詩
年金飯を食う
(作詞:こも)
お金がないから 早めに年金もらう
年金が少ないと みんながぼやく
窓をしめたワンルーム 一人飯を食う
わたしは今日も 年金を待つ
やっともらえた年金で 家賃を払う
家賃を払った残りで にぎり飯を食う
それから年金は はかなく消えた
はかなく消える年金に 明日のわが身が気にかかる
どうすりゃいいの 老後の暮らし
来月も年金飯を食う
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