年金についての大きな勘違い ~年金をもらうための3つのポイント~

年金って皆同じじゃないの?!

年金についての大きな勘違い

私は年金に関して何も考えずに働いていたので、年金が少ないのは自己責任だと思っています。

20代の頃は年金なんて先の話だったし、国民年金や厚生年金の違いも分かりませんでした。

ボーっとしていたのです。

そのため、特に考えもせず失業して無職の時は国民年金を払い、会社勤めをした時には厚生年金を払っていました。

とにかく60歳まで年金さえ払っていれば、誰でも60代になって年金がもらえるものだと思っていました。

確かに年金はもらえたのですが、人それぞれ年金額が違うということを勘違いしていたのです。

もらうとき国民年金だけなら同じでも、厚生年金は人それぞれ違います。

払った年金額が違えばもらえる年金も違う

60歳の40年間に国民年金だけ払った人もいれば、会社勤めで厚生年金を払った人、そして国民年金や厚生年金の両方を払った人がいます。

年金は払ってきたけれど、払った金額がそれぞれ違うので、もらうのもそれぞれに違うということを勘違いしていました。

このように年金のことに関心のないまま過ごし、メディアで報じる「夫婦で年金がいくらもらえる」といった情報を勘違いし、自分も同じくらいもらえるんだと思い込んでいたのです。

年金に関心がない、知らなかったは言い訳でしかありません。

自分で蒔いた年金という種が60代まで成長し、年金をもらうときに実となっています。

年金について真剣に考えていれば、働き方も変わったと思うのです。

年金をたくさんもらうための3つのポイント

年金額が人それぞれ違うのは、年金を収めた金額と収めた期間によります。

年金をたくさんもらいたいなら、以下の3つのポイントを押さえましょう。

・できるだけ早くから年金を払う
・給料が高い会社で働く
・長く働く

年金2000万円問題の話をAIに質問してみた

年金2000万円問題とは、2019年に金融庁の金融審議会が公表した報告書の中で、公的年金だけで老後の生活を送ると、夫婦で約2000万円の不足が生じる可能性があるという試算が示されたことから、話題となったものです。

この試算は、以下の前提に基づいて行われています。

・夫婦で年収700万円の夫婦
・退職後も夫婦で20年間生活する
・老後の生活費は月額20万円

この試算は、あくまでも一例であり、実際の不足額は個人の状況によって異なります。しかし、この試算が示すように、公的年金だけでは十分な老後の生活費を賄えない可能性があり、個人で資産形成をしていくことが重要であることが指摘されています。

年金2000万円問題は、老後の生活設計を考える上で重要な問題です。公的年金の不足を補うために、iDeCoやNISAなどの制度を活用して、早いうちから資産形成を始めることが大切です。

以下に、年金2000万円問題を踏まえて、老後の生活設計を考える上でのポイントをまとめます。

・公的年金の受給額を把握する
・老後の生活費を想定する
・公的年金の不足額を補うための資産形成を考える

年金2000万円問題は、決して他人事ではありません。早いうちから対策を検討し、安心して老後を迎えられるようにしましょう。

「2,000万円」という金額は、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯モデルケースでの老後資金の不足額です。

年金をもらってから30年間生きたとして、毎月約5.5万円の不足が生じるため、2,000万円という金額になります。

このように自分事でなくても、テレビを観ていると勘違いする人も出てくるのです。

人によって実際の不足額は異なりますから、不安を感じるなら、一度自分の老後資金を試算してみるとよいでしょう。

まとめ

この文章は、年金についての大きな勘違いを自戒を込めて綴ったものです。

年金は老後の生活を支えるために重要な制度ですが、その仕組みをよく理解していない人も多いようです。

この文章が、年金について考えるきっかけになれば幸いです。

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