人は生まれた時から、人生という心の上り坂を歩み始める。
人生には、上り坂と下り坂があると言われていますが、現実的に考えるとそう感じるかも知れません。
しかし、心の中の人生は常に上り坂ばかりだ!
楽な時には下り坂と思えるかも知れませんが、それでもゆるやかな上り坂を歩んでいることに気づかないだけです。
そして、人生という心の上り坂は、人それぞれ違う。
ゆるやかな上り坂を歩む人もいれば、急な上り坂を歩む人もいる。
苦労が少ない人の心は、ゆるやかな上り坂を歩むようなもの。
苦労が多い人の心には、いつも急な上り坂がつきまとう。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。いそぐべからず。
出典元:徳川家康の遺訓より
人生は上り坂を歩むようなもの
人生は小さな苦労や大きな苦労をしながら、常に上り坂を歩んでいる。
人生はいつも穏やかではない。
あなたの生き方次第で、ゆるやかになったり急な上り坂を歩むことになる。
いま楽しく生きているとしたら、今はゆるやかな上り坂を心が歩んでいるだけ。
いまつらく苦しい生き方をしているとしたら、急な上り坂を心が歩んでいる時。
急な上り坂がつらいと感じたら、しばし休んでみよう。
急な上り坂に疲れたら相談しよう
急な上り坂には先人が作ってくれたセーフティネットがある。
急な上り坂を歩もうとして歩んだわけではないはず。
だから自分一人で悩んではいけない。
無理をして急な上り坂を一人で歩み続けても、何もいいことはない。
人生は良くも悪くも長い上り坂を歩んでいるようなものだと思う。
下り坂はないのか?と言われれば、黙っていても人生の最後に、誰にでも一度は必ず訪れるので、心配無用です。