「年金なんて、どうせ将来もらえない」「払うだけ損だから、その分貯金した方がマシ」。
そう思って、国民年金保険料の支払いをためらっている人はいませんか?
特に若い世代で、そうした意見を聞くことが増えています。
しかし、冷静に計算してみると、年金は私たちが思っているよりもずっと早く、納めた保険料の「元が取れる」制度なんです。
年金を「単なる負担」と捉えるのは、大きな間違いかもしれません。
年金は、あなたの人生を病気や長生きのリスクから守る「最強の保険」なのです。
私が実際に納めた保険料と、現在受け取っている年金で計算してみましょう。
私が納めた総額(厚生年金+国民年金):約650万円(40年間)
私が受け取る年金額(繰り上げ受給):年122万円
この場合、約5年半で納めた金額を全て回収できることになります。
さらに、平均的なデータで見ても、驚くほど早く元が取れます。
平均的な厚生年金:約6年で元が取れる計算です。
国民年金のみ:約10年で納めた金額が回収可能です。
つまり、65歳から年金を受け取り始めた場合、70代半ばまで生きれば、すでに「得」をしている状態になるのです。日本の平均寿命を考えれば、年金は非常に効率の良い「老後の資金源」だと言えます。
年金を「払わない選択」をして、その分を全て貯金に回したとしましょう。しかし、貯金だけでは絶対にカバーできない、老後の大きなリスクがあります。
平均寿命を超えて長生きするほど、年金はあなたにとって大きなリターンとなります。貯金はいつか尽きてしまいますが、年金は生きている限り、終身でもらい続けられます。これが年金最大の強みであり、長生きのリスクに備える唯一の方法です。
老後に大病を患ったり、介護が必要になったりすると、貯蓄はあっという間になくなります。年金制度は、老齢年金だけでなく、障害年金や遺族年金といった「保険機能」を持っています。これは、若いうちに病気や怪我で働けなくなった時や、一家の大黒柱が亡くなった時に、家族の生活を守るセーフティネットなのです。
年金は、単なる「積み立て」ではありません。それは、人生の予期せぬリスクからあなたとあなたの家族を守る「保険」なのです。
5年や10年で元が取れる見込みがあり、さらに長生きすればするほど有利になる制度を、「どうせ損だ」と決めつけて払わない選択をするのは、大きな後悔につながるかもしれません。
将来の安心を買うために、あなたは「年金を払う」という選択をしますか?
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