60歳を過ぎて仕事をしていないと、収入もないのですから、年金を早めに受給しようと考える人もいると思います。
わたしも60歳になって、自分で仕事を始める準備をしていたのですが、収入もなく不安だったので、61歳の時厚生年金と一緒に国民年金を4年繰り上げて受給しました。
年金を早めに受給しても、少ない年金では豊かな生活は送れません。
年金は65歳からというのが、一般的話なのですが、繰り上げて早くもらうことも、65歳以降に受給することも自分で選べます。
早くもらえば少なくなるだけですから、その辺はよく考えてから受給することが賢明な判断です。
どのくらいの割合かというと、早くもらう場合は65歳時点での満額からの年6%減で計算されます。
月にすると0.5%の割合ですから、生活に余裕があるなら、65歳からの満額受給がいいのです。
しかし、60歳過ぎて仕事がなく老後資金もないと、65歳まで待つことも難しくなるでしょう。
誰もが仕事があって老後資金が十分あるわけではありません。
人それぞれ生活状況は違うのですから、60代の生き方については慎重になります。
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年金を早めに受給しても厳しい生活が続く人もいる
本来なら年金の繰り上げでなく、65歳から満額受給したいはずです。
65歳受給なら満額受給できるのに、失業して再就職も困難な状況だったとしたら、生活費に困るでしょう。
仕事もなくお金も稼げない状況だとしたら、65歳まで待つ事ができません。
そういった状況の場合は、年6%減でも年金を早めに受給するしかないのです。
実際に受け取った年金は少ないのですから、家賃やその他の支払いをすると厳しい生活になります。
年金を早くもらったことで、毎月数万円を捨てた感じです。
その数万円があれば、生涯毎月の食費は十分間に合うと思います。
それをも捨てざるを得ない状況が、60歳を迎えた時のお金のない現状です。
貧困の人がますます貧困になる原因も、こういった年金受給にも表れます。
65歳まで仕事があって老後資金もある人もいれば、50代で失業し再就職もできずに、老後資金に貯めておいたお金も、取り崩ししてしまう生活をしている人もいます。
結局はお金がないと、貧困から抜け出せないということです。
60代の定年後から老後になって、仕事がないとしたらどうすればいいのでしょう。
それでも、今は人手不足ですから、シニアの仕事も探せばあります。
健康寿命も延びていますし、元気なうちは働いて老後資金を貯める考えでいなければ、長生きした時に困ります。
年金を早めに受給して自分で仕事をしてみた体験
わたし自身は60歳の時に自分で仕事を始める準備をしていたのですが、なかなか収入を得られずにいたので、年金を61歳の時に4年繰り上げて受給しました。
自分で仕事をしても収入がないのですから、年金を受給できて何とか生活できるようになった時には、ありがたかったですね。
最低限暮らせるという状況で、自分の仕事ができたのですから迷いが消えました。
ホームページ作りの仕事をして、一年以上が経った頃に数万円が稼げて、年金と合わせると余裕が出てきたのです。
年金だけでは厳しいけれども、ネットで稼げるようになって暮らしも楽になり、老後というお金の不安の中に明かりを見出しました。
ネットの仕事なら体力も使わないので、70代でもできそうな気がしています。
年金もあって自宅でパソコンを使って仕事ができるなんて、素晴らしい時代になったものです。
こんな仕事もあります
60代ならパソコンを使ってできそうな、ネットの仕事もありました。
テレビなどでも取り上げられたことのある働き方なので、知っている人もいるかも知れません。
会社員の副業や主婦の小遣い稼ぎにピッタリの働き方だと思います。
いまはインターネットとパソコンがあれば、自宅で仕事ができるのです。
ネットでお金が稼げるという、自宅でできる新しい働き方に挑戦してはどうでしょうか。