”一入”なんて簡単な漢字だけど読めます?
「一人?」じゃないよ!
こんなに簡単な漢字なんですが、なんて読むのでしょう。
えっ! こんな漢字見たことない?
そうですよね。
普段こんな漢字使わないですからね。
この漢字が読める人は喜びもひとしおかも知れません。
”一入”「いちにゅう」「いちいり」でもない
「いち」と「にゅう」なのに”一入”となると、「いちにゅう」でもなく「いちいり」でもありません。
「ひとり?」を書いてみると、”一人”なので、「ひと何とか何とか」なのは間違いないと思います。
実際この漢字そうそう使いませんし、使うとしてもひらがなの方が伝わりそうです。
栃木とか群馬県に「一入」というお店があるようなので、近くにお住まいの方は、この漢字の読み方は分かると思います。
えっ? 一人で入れるお店?
もちろん一人でも入れますけど……。そういう意味じゃありませんよ。
もうもったいぶらないで教えちゃいますね。
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”一入”と書いて「ひとしお」と読む
”一入”と書いて「ひとしお」と読みます。
おめでたい席などで「喜びもひとしお」という言葉は使われます。
”一再入”なんて読む?
似たような感じで”一再入”なんて漢字もあるんですね。
何て読むんでしょう。
「ひとしお」の後のクイズによさそうな漢字です。
「ふたしお」と読みます。
数回入れると「八入(やしお)」だって!
いやぁー漢字って難しいですね。
一入(ひとしお) の意味
ひと‐しお〔‐しほ〕【一▽入】 の解説
《2が原義》1
ほかの場合より程度が一段と増すこと。
多く副詞的に用いる。
いっそう。ひときわ。
「苦戦の末の優勝だけに喜びも一入だ」
「懐しさが一入つのる」2
染め物を染め汁の中に1回つけること。「一再入(ふたしほ)の紅よりもなほ深し」〈太平記・三六〉
出典元:goo 国語辞書より