本当にあった不思議な話ですが、これが運命というのかも知れません。
まるで導かれるように、タイミングが合ってしまうことが起きます。
タイミングが良くて宝くじに当たるとかだといいのですが、悪いタイミングにあってしまうと怖いですね。
いつもならどうってことなくスムーズにいくのに、今日はどうもタイミングが悪いなって思ったことはありませんか。
やけに赤信号につかまってしまうとか、逆にタイミングがいいと青信号ばかりでスムーズに走れたなどです。
このように最初の数秒から数分の違いで、タイミングが変わってしまいます。
自分ではどうしようもない、不思議なタイミングという時間が存在するのだと感じる時があるのです。
本当にあった不思議な話を紹介します。
【本当にあった不思議な話】見知らぬ名前が脳裏に残った
ある日わたしが横断歩道を渡り終わろうとした時、ふと見知らぬ名前が脳裏に浮かんだのです。
なぜか気になってしばらくはその名前を覚えていました。
ドラマや映画などの最後に出てくる出演者の名前だったのかも知れないと思って、一週間もすると忘れていたのです。
こういった人の名前が突然頭をよぎることが一度だけあったのですが、記憶の中の人物だろうと思っていました。
ところがこの名前の人がとんでもない時に、わたしの前に現れたのです。
その時に背筋がゾッとする気持ちを感じたことがある、本当にあった不思議な話になります。
【本当にあった不思議な話】今日は一緒に行動するはずじゃなかった人に出会う
その日は友人たちと競馬場に行く予定で車に便乗させてもらったのです。
そして、いざ出発となってもう一人の友人を乗せるために、家に向かっていた時でした。
駅のロータリーを通った時、久ぶりに仲の良かった同僚に出会ったのです。
「やあ久しぶり!」とお互いに声を掛け合っていたら、「これからどこへ行くの?」と言われ、競馬場に行くんだと言ったら、じゃあ俺も行くから一緒に行こうよとなって、わたしは久しぶりにあったので一緒に行くことになり、車を乗り替えました。
この時今日は一緒に行動するはずじゃなかった人に出会って、私のタイミングがずれてきたのです。
クリーニング屋さんに寄るのでちょっと付き合ってと言われ、友人たちとは競馬場で会うことにしました。
そして、このタイミングのずれが思わぬ結果になってしまったのです。
本当にあった不思議な話の結末
競馬場に行く道が混んでいたこともあって、こっちの道が近道だよと教えたのが間違いだったかもしれません。
細い道を抜けると駐車場があるといったので、その道を走って行ったのです。
わたしは目の前が十字路になっていることを知っていたのですが、知らなかったみたいで一時停止をせずにい道路に飛び出してしまいました。
思わず「とまれ!」と言った瞬間に、左側面後方に車がぶつかってきたのです。
出会いがしらの交通事故を起こしてしまいました。
相手の乗用車の助手席に乗っていた子供が、フロントガラスに頭を打っていたので、救急車を手配し警察も現場に来て事情を聴かれたのです。
ずいぶん昔の出来事ですが、当時はエアバックもなくシートベルトもしなかった頃でした。
たまたま相手の車のスピードが出ていなかったことが幸いして、大けがには至らなかったことだけが不幸中の幸いだったと思います。
そして、警察の人に免許書を見せた時でした。
事故の相手の名前が、なんとあの時横断歩道を通り抜けた時に浮かんだ名前だったのです。
わたしはこの時出会うべくして出会った、タイミングの怖さを体験しました。
わたしが近道を選択したばかりに、お互いに迷惑をかけることになってしまったことが悔やまれるのです。
もしあの日駅前で今日は一緒に行動するはずじゃなかった人に出会わなければ、ごく普通の一日になっていたかもしれません。
突然いつもと違った行動をする時は、タイミングのずれが生じているかもしれませんので、十分注意が必要だと思います。
目に見えない不思議な力が存在することを実体験した、本当にあった不思議な話でした。
「人間万事塞翁が馬の個人的体験」について、下記のページで書いていますので合わせてご覧ください。
人間万事塞翁が馬を個人的に体験した