半夏生(はんげしょう)半夏虫(はんげむし)の話

半夏生(はんげしょう)と半夏虫(はんげむし)の話

あなたは半夏生の花や半夏虫(はんげむし)を見たことがありますか?

わたしもまだ半夏虫(はんげむし)を見たことはないのですが、7月2日の半夏生の日にお年寄りから聞かされました。

 

半夏生の日に野菜などを採って食べてはいけない」というのです。

 

「なぜ?」と聞いてみたら「分からないけど、昔から半夏生の日は野菜に半夏虫(はんげむし)がいて、毒に当たるからその日に野菜を収穫して食べてはいけない。そういう風に言われてきた」ということを言っていました。

 

「半夏虫ってどういう虫?」と聞いても、「見たことはない」と言う話です。

 

半夏生とは

そもそも半夏生とは何かですが、次のような説明があったので紹介します。

【半夏生】はんげしょう

  1. 夏至(げし)から十一日目。太陽暦では七月二日ごろ。
  2. 水辺に高さ六〇センチほどに生え、半夏生?のころだけ頂の葉の下半分が白くなり、白い穂状の花が咲く、どくだみ科の多年生植物。

半夏生という花は「半化粧」とも言われて、葉っぱの部分が白くてお化粧した感じに見えます。

 

半夏虫(はんげむし)とはどんな虫?

半夏生の花
半夏生の花

ところで「半夏虫」とは、いったいどんな虫なのでしょうか?

 

ちょうど半夏生の時期に鳴きだす「セミ」だという説もありますが、定かではありません。

 

ネットで調べても「半夏虫」らしきものは見つからないのですから、不思議な存在なのです。

 

この世に存在する伝説の虫なのか、はたまた言葉だけの想像の虫なのかはわかりません。

 

しかし、90歳を超えた人が昔から「半夏生の日に野菜などを採って食べてはいけない」と言われていたというのですから、農業に関わる話であることは間違いなさそうです。

 

半夏生の日に「タコ」を食べる

半夏生の日に「タコ」を食べる風習があるという話も聞いています。

半夏生の日はそれぞれに住む地域によって、さまざまな言い伝えがあるのかもしれません。

謎の多い半夏生の日と半夏虫について書いてみました。

 

半夏生については記事も見つかるのですが、半夏虫(はんげむし)についてはほとんど見ることはありませんでした。

 

わたしはとりあえず老人の言うことを聞いて、前日に野菜を収穫し半夏生の日は野菜を収穫して食べていません。

もちろん庭先にブルーベリーの実もなっているので、前日に収穫しておきました。

 

 

とにかく年寄りの話には、今では聞けない不思議な話が多いのです。

洗濯物を干すときでも、正面が北を向いて干してはいけないとか聞いたことがありますか?

 

半夏虫(はんげむし)のことを知っている人は、ぜひコメントお待ちしています。

 
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