【ガンプラ】ランナーって何?
ガンプラのランナーって何でしょうか?リサイクルで新しいガンプラが作れる理由を紹介。
プラモデルを作りながら個々の部品を切り離すと、そこには必要なくなったプラスチックが出てしまいますね。
必要な部品を切り離した残りのプラスチックが「ランナー」と呼ばれているものです。
プラスチック工場で働いている人なら「ランナー」と言われると分かるのですが、一般の人には何のことやらと思うかも知れません。
でも残った部分もプラスチックですから、このランナー部分をごみとせずに、リサイクルしようというわけですね。
ガンプラを作っていて「ランナーって何?」と言ったら、残った部分のプラスチックということになります。
ガンプラをの作ったあとのガンプラのランナーはリサイクルを忘れずに!
ガンプラのランナーを回収し新しいガンプラを作る
この残ったプラスチックをゴミとしないでリサイクルすれば、またガンプラに生まれ変わらせる事ができるのです。
SDGsという考え方から、ごみとなってしまうランナーをリサイクルするというのは、時代にマッチした方法と言えます。
プラモランナーの使い道
プラスチックを回収してリサイクルするという考え方ですが、プラスチックリサイクルには3つのリサイクル方法があります。
- サーマルリサイクル
- マテリアルリサイクル
- ケミカルリサイクル
ガンプラランナー回収三つのリサイクル方法
サーマルリサイクル
プラスチックを焼却して、その際に出る熱を利用するリサイクル
これ以上再使用やリサイクルできないので廃棄するしかないものを焼却して、その熱量をエネルギーとして利用すること。
サーマルリサイクルについてマテリアルリサイクル
マテリアルリサイクルは材料リサイクルとも呼ばれており、使用済みのプラスチックを溶かしてから、再びプラスチック製品に再生して利用することをいいます。ペットボトルや発泡スチロールなどはこの方法でリサイクルされます。
マテリアルリサイクルについてケミカルリサイクル
プラスチックは炭素と水素からできています。プラスチックの性質を利用し油化、溶解、ガス化、熱分解などにより、もとの石油や基礎化学原料に戻してから、再生利用することをいいます。
ケミカルリサイクルについて出典元:リサイクルマークン三つのリサイクルより
ケミカルリサイクルは、無色透明な新しいバージン原料になります。
この減量にもう一度着色して、新しいガンプラを作ろうという取り組みをしているということです。
ガンプラ ランナー回収ボックス
ガンプラリサイクルプロジェクトとして、リサイクル回収BOXが設置されています。
全国の「namco」をはじめとするバンダイナムコアミューズメントの対象店舗約190カ所に専用のボックスを設置し、ファンの皆さんからのランナー回収を受け付けているそうです。
詳しくは…ガンプラリサイクルプロジェクトのページをご覧ください。
バンダイナムコグループの環境への取り組みを紹介
プラモデル事業においては、現在、成形時に出る不要部分をマテリアルリサイクルした「エコプラ」を商品化しているほか、石灰石を主原料とする新素材「LIMEX」(開発:TBM)の一部製品への採用など、プラスチックの再利用などの環境への取り組みをを積極的にすすめています。
【ガンプラランナーまとめ】
ランナーとは、ガンプラの素材を切り離して残った、不要な部分のプラスチックのこと。
ガンプラのランナーの使い道は回収してリサイクル!そして再びガンプラが作られる。
ガンプラのランナーは、永久に不滅なプラスチックリサイクルで、新しいガンプラによみがえる。